30代プログラミング未経験(職歴に傷あり)が転職成功するまでの道のり

はじめまして、がらしんです。

この記事では、30代プログラミング未経験からWEB制作会社(システム開発にも力を入れている会社)へ転職するまでの過程を、転職活動で悩んでいる方々に向けて書きます。

今にも諦めてしまいそうな人に、少しでも勇気付けられればと思います。

この記事ではこんな方を対象にしています。

対象
  • 30代からWEB制作会社へ転職したい
  • エンジニアへの転職を考えている
  • 転職活動が上手くいかず挫折しそう
  • 転職活動をするうえで何をしたら良いのかイメージが湧かない

まずは自己紹介を。

年齢:30歳

妻子:あり

最終学歴:医療系の専門学校卒業

転職歴:2回

1社目:医療法人(3年3ヶ月)

↓ 離職期間1年

2社目:医療法人(3年6ヶ月)

↓ 離職期間6ヶ月

3社目:IT 系(2ヶ月)

↓ 離職期間6ヶ月

4社名(現在)

現在30歳で妻と1歳の息子がいます。

専門学校で医療関係の資格を取得し、去年の2月までクリニックで働いていました。

2020年からプログラミングスクール(DMM WEBCAMP)に通い、HTML/CSS/Rubyをメインに勉強し同年8月に転職(200社ほど応募しました)。

やっとこさ転職できたにも関わらず2カ月で辞めることに。

というのも入った会社が相当なブラック企業で、入社とほぼ同時期に私以外の全ての社員が退職。社長と二人きりで働くこととなりました。

当然仕事が終わらないので毎日のように帰宅が0時を超え、面接時に聞いていたエンジニアとしての仕事も後回しになり、エンジニアとは全く関係ない仕事に追われる日々が続きました。

何がなんだか分からない状態で毎日のように取引先に怒られ、謝罪し、精神的にも肉体的にも限界を感じました。

このままこの会社にいたら、何も身につかないまま時間だけが過ぎると思い、退職を決意しました。

当然IT未経験で入った会社を2ヶ月で退職し、それも30歳ともなると、転職は厳しくなると思いました。

それでもあのまま無駄な時間を過ごすよりは、絶対にマシだと考えました。

そんなこんなでエンジニアとしてすぐさまリスタートすることになったのです。



30代未経験の転職事情

退職直後の私のスキルレベルは、基本的なCRUD機能が実装できるような、Railsチュートリアルに毛が生えたレベルでした。(応募先から言われた)

CSSやJavascriptなどのフロントエンド側のスキルに関しては、ほぼ無いに等しいレベルです。

そして一度目の転職活動では、Railsをメインに扱っている企業への転職は厳しいと感じました。

Railsをメインに扱っている企業というのは、基本的に自社内開発をしている企業が多いと思いますが、そのような会社は若くてセンスがあって努力家な人でないと非常に厳しいのではないかと思います。

僕のような30代未経験、たいしてプログラミングの才能に長けているわけではない人間にはとても敷居が高いのです。

特に30代未経験というのが肝で、仮にそれなりに良質なポートフォリオを作成したとして、20代で同じレベルのポートフォリオを作成している人がいた場合、極端に不利となります。

エンジニアは人手不足とさんざん言われていますが、厳密にはコーディングスキルの高い人材が不足しており、未経験エンジニアは完全に飽和状態なのが現状です。

つまり、ひとつの企業に多数の応募が殺到するわけなので、当然ハイレベルなポートフォリオを作成している20代の方々と戦わなくてなりません。

そのため、30代未経験から転職するにはそれなりに戦略を考える必要があります。

私が転職活動をするにあたって実行した戦略は後述するとして、SES企業について少し話してみます。

先ほど、自社内開発企業はかなり厳しいと述べましたが、SES企業ではどうでしょうか。

結論から述べますと、SES企業の方が内定は貰いやすいですが、開発に携わるにはかなり時間がかかります。

毎日のように面接する中で、似たようなことを何度か言われました。

それは、3年目の人が2年目の仕事をして、2年目の人が1年目の仕事をする。つまり1年目(未経験)の人が関われる開発案件はほぼ無いとのことでした。

これはコロナの影響が本当に大きいと。

そのため、未経験者採用をしているSES企業はキッティング業務やヘルプデスクなど、コーディングスキルの上がらない業務を任される可能性が高いです。

運が悪ければ膨大な時間を使った挙句なにもスキルが上がらないというリスクが高いので、私はオススメしません。

補足

これらの見解はあくまで私が面接を重ねた中で受けた印象であり、実際のところはその会社に就職しない限りわかりません。

SES企業でも開発に携われる会社もあると思うし、当然その人のスキルレベルでも変わってきますからね。

逆に自社内開発企業に就職できれば開発に携われるとも言い切れないですし、全くスキルの上がらない会社もあります。(ちなみに私が2カ月で退職した会社も自社内開発でした)

あくまで可能性の高い低いって話であり、

SES企業=成長できない。雑務ばかり/自社内開発企業=ガンガン成長できる環境がある

というわけではありません。

個人的にブラック企業を見抜くひとつのポイントは、ポートフォリオを見ているか見ていないか。

将来的に技術的な仕事を任せる予定なら、ポートフォリオは必ず確認するはずです。

ポートフォリオを見ていなかった場合、誰でもOKな可能性が高いと考えます。

30代実務未経験からのエンジニア転職戦略

さて、前置きが長くなりましたが、僕が実行した転職戦略はとてもシンプルで以下の4つです。

  1. フロントエンドの技術をしっかり高める
  2. 十分な機能を実装する
  3. 応募しまくって面接に慣れる
  4. WEB制作企業をメインターゲットにする

フロントエンドの技術をしっかり高める

基本的にプログラミングスクールではCSSやJavascriptのカリキュラムがかなり少なく、スクール卒業生で見た目をコーポレートサイトレベルで綺麗にカッコよく実装できている人は少ないです。

そのため、見た目を作り込むことで他者と差別化できます。

自社内開発や受託開発に就職するためには見た目より、システムの作り込みが重要になりますが、WEB制作企業をターゲットにするとフロントエンド側の実装が重要になります。

私は間口を広くしたかったので、DockerやAWSを使用しましたが、最初からWEB制作企業に完全に絞るのならそのあたりは省いて、カッコいいWEBサイトを複数作成した方が評価されると思います。

また、CSS/Javascriptの学習方法ですが、私はUdemyのコードマフィアさんの教材で学習しました。



すごく丁寧でわかりやすいので、本当にオススメです。見た目の実装は、これを自分のポートフォリオに応用できれば十分です。

システムに関しては調べつつ、躓いた場合はteratailに投稿し、それでも分からない場合はMENTAで質問しました。

とにかく応募しまくる

コロナの影響で唯一良かったと思える事は、気軽に面接を受かられるようになったことです。

今までは靴を磨いて上下スーツ来て、会社まで行ってと1回面接するのにとんでもなく労力を使ってたわけですが、今はコロナのおかげで上だけスーツ着てポチッとするだけで簡単に面接できます。

つまり以前より超効率的に面接慣れできるのです。このチャンスを利用しない手はありません。

慣れていないと緊張してアピールできなかったり、表情が固くなったりでマイナスなことばかり。

とはいえ、本命で練習するわけにはいかないので、そんなに志望度は高くないけど、話は聞いてみたい!ってレベルの企業にガンガン応募して書類選考が通ったら積極的に面接しましょう。

私は3週間連続で週4〜5で面接していました。

そしたら自分でもびっくりするぐらい緊張しなくなります。初めてWEB面接した時は心臓バクバクでモアイ像ぐらい表情固かったのが嘘みたいになります。

また面接をたくさん受けるメリットはただ慣れるだけではなく、さまざまの業界の方々の話を聞けることにあります。

私は最初からWEB制作会社に完全に絞っていたわけではないので、インフラメインの会社やシステム受託開発会社、そしてWEB制作のみの会社などさまざまな会社の方から業界の話を伺い、自分がどの分野に関心を強く抱くのかを知ることができました。

方向性が定まったら学習すべき内容が明確になるし、以前より学習が楽しくなりました。それまでは、システムの勉強してインフラ関係の勉強してフロントエンドの勉強もしてと、やることが膨大すぎて何からやれば良いのかもよく分からず、かなりモヤモヤしていました。

同じ境遇の方は、まず方向性を決めると良い変化があると思いますよ。

話を戻しますが、

面接を受けまくる中で、会社によって言っていることが共通していることや、これはポジショントークだなってのも分かるようになります。

業界未経験者はそれっぽい事を言われるとポジショントークに気づけません。

「まずはコミュニケーション力を身につけるために携帯販売を手伝って頂く〜」とか「ITの雰囲気を身につけるためにまずはパソコンの設定業務を〜」といった風に。

今では「は?」って思えますが、初めは、そうゆうものなのかなあと思ったりしました。

ヤバい会社を見極められるようになるためにも、面接はたくさん受けましょう。

また、書類選考が通過した企業は積極的に口コミを調べましょう。

退職後に書かれている内容なので基本的にネガティブな内容になりがちですが、給与水準が低いなど複数の投稿内容から共通ワードがあれば信頼度が高いと思います。

WEB制作企業をメインターゲットにする

30代未経験からエンジニア転職するためにはここが一番重要だと思います。

WEB制作企業はフロントエンドの実装がしっかりできれば評価され易いですし、基本的に自分で会社を調べて応募する必要があるので、システム開発をメインにしている会社よりライバルが少なくなります。

もちろんデメリットもあり、システム開発を全くしていないWEB制作会社だと当然バックエンドに関わることが無いのでその辺りのスキルが伸びません。

また、フロントエンドに関してもjQueryがメインなのでVue.jsやReact.jsなどモダンフレームワークのスキルを習得できず、他のシステム開発の会社に転職できる材料にはなりづらいです。

WEB制作がメインでシステム開発にも力を入れている(入れていきたい)会社もあるので、その辺りは面接でしっかり聞きたいポイントですね。

ここで私の転職活動を表にまとめます。

doda:応募数202/書類選考で不採用199 /書類選考通過3 →全て辞退

リクナビ/Green: 応募数103/書類選考で不採用103

ワークポート:応募数10/書類選考で不採用10

wantedly:応募数212/書類選考で不採用209/内定3 →全て辞退

コーポレートサイトから応募:応募数4/書類選考で不採用1/返答なし1/一次面接で不採用1/内定1

 

※書類選考で不採用には応答なしも含みます。

見てわかる通り、エージェント経由やGreenでは書類選考すらほぼ通過できませんでしたが、WEB制作会社は4件中2件が面接までいき、うち一件は内定を頂けました。

エージェントやGreenは採用コストが高いので、そのあたりも関係してそうです。

ちなみにdodaで書類選考が通過した企業は全てインフラエンジニア(SES)でした。昨年、就職した会社以外で内定を頂けた会社もインフラエンジニアだったので、インフラ系のSES企業は採用され易い印象です。

これだけ見ると、リクナビやdodaに登録する必要は無さそうですが、職務経歴書の添削や最近の転職動向を聞くことが出来るので登録はしておいた方がいいと思います。

また職務経歴書と履歴書の添削ですが、dodaのエージェントには修正箇所が無いと褒められましたが、リクナビのエージェントからは5箇所ほど修正依頼がありました。

この辺りも含めて、複数のエージェントに登録した方が良いでしょう。

就活生向けキャリアイベント実施中【dodaキャンパス】

エージェントを利用して書類の完成度を高め、wantedlyやエージェント経由で面接回数を増やし、本命のWEB制作企業に自己応募して内定を勝ち取るイメージです。

未経験者の転職活動は落ち過ぎてメンタルやられますが(笑)、落ち込んでも意味ないので冷静に分析して活かしましょう!

間違っても焦って変な会社に就職しないでください。

焦る気持ちはすっごいわかります!

僕自信、最悪どこも決まらなければ適当に受かりそうなところに就職しようかとも思いましたが、なんとか踏みとどまって転職活動を続けました。

就職しても次に繋がるものが得られなければ意味が無いのです。

エンジニア転職 選考について

私が応募した中で多かったパターンは主に二通りありました。

①書類選考→一次面接→二次面接

②書類選考→適正検査(あるいはコーディングテスト)→一次面接→二次面接

テストは基本的に論理的思考力を試すものなので余裕があれば対策しておきましょう。

もしかしたら適正検査に苦手意識が強い人がいるかもしれませんが、市販に売られている論理的思考力を上げる本などで勉強していると多少はマシになりますよ。

僕自身、過去に適正が無いとかセンスが無いとか言われ落ちた経験がありますが、最近受けた適正検査は全てクリアしました。

訓練でなんとかなるので自信を失う必要はありません。

また私が入社することになった会社では、以下の流れでした。

書類選考→一次面接→適正検査→コーディングテスト→最終面接

コーディングテストに関しては、

PDF形式で送られてきた画像を見て、同じものを作成してください。といった内容でした。(レスポンシブデザインは自分で考えて実装)

過去に模写をしたことがある人ならそんなに難しくないと思います。

本命企業には、これぐらいは難なく出来るレベルになってから応募した方が無難ですね。

内定の要因

今回、本命企業から主に評価された点は以下でした。

  1. コミュニケーション力が高い
  2. ポートフォリオが綺麗
  3. コーディングテストの提出が早かった

この中で何度も褒められたことが、コミュニケーション力の高さでした。

一次面接の時に、「緊張せずにしっかりコミュニケーションがとれて凄いですね」と言われ、最終面接でも似たようなことを言われました。

この時は本当に、たくさん面接してきて良かったと思いました。

コーディングができてもコミュニケーション力が無いと、言われた仕事をするだけの人材になると。

とは言っても実は私、あまりコミュニケーション力は高くないんですよね。

ただただ緊張しなかったので、表情が明るく自然に会話できました。

小規模な会社ほど変な人がいると周りに与える影響が大きいので、人柄は重要視されます。

コーディングスキルはおいといて、

この人は一緒に働き易いだろうな〜と思わせるよう心がけましょう。

明るい表情で会話するって思っている以上に重要だと思います。

この後のコーディングテストもコミュニケーション力が評価されなければ辿り着けなかったかもしれません。

実際に面接で質問されたこと

参考までに、全ての面接を通して聞かれた質問です(記憶している範囲内で)

  • キャリアチェンジする理由
  • 前の会社を早期退職した理由
  • 今までの会社を辞めた理由を全て
  • 自分の強みと弱みについて
  • 前職で成功したことについて
  • 複雑なjsは書けるか
  • CSSはしっかり書けるか
  • どの程度のアプリケーションが作れるか
  • ポートフォリオ作成にかかった期間
  • 年収は確実に下がるが大丈夫か
  • 今までの人生で最も後悔していること
  • 弊社の自社製品がどんなものか知っているか
  • 弊社を応募した理由
  • 弊社が何に力を入れているか
  • なぜrubyを選んだのか
  • 会社選びをする基準
  • テストコードは書いているか

エンジニアになりたい理由や前職での成果などはよく聞かれたので、しっかり回答できるようにしておきましょう。

上記以外にも、職務経歴書に書いた自己PRやポートフォリオについて細かく質問されたりもありました。

転職活動での反省点

ポートフォリオの作成期間

私は退職してからポートフォリオを作成し、就職活動を開始するまでに4ヶ月ほどかかってしまいました。

そのことについて面接では、時間をかけすぎだと相当キツめに注意されました。

確かにもっと集中して毎日頑張っていればもっと早く作れたと思います。時間をかけすぎるとシンプルにやる気が無いと判断されます。

またエージェントが言うには、退職後3ヶ月以上経過すると書類選考の通過率が下がるそうです。

なのでポートフォリオは出来る限り短期間で作り上げましょう!

ポートフォリオのGitHubを放置

ポートフォリオが完成してからは、Udemyでの学習と就職活動をメインに活動し、GitHubに3週間ほどpushしていない状態でした。

応募先の企業から、「最近全然コード書いてないじゃん。本当にプログラミング好きなの?向いてないよ。」とこれまたキツめに指摘されました(まじで凹んだ)。もちろん、他の勉強をしていたと言いましたが信じてもらえませんでした。

企業はポートフォリオのGitHubを最大の参考要素にするので、熱意をアピールするためにも毎日pushしておくべきでした。



最後に

以上が私が転職活動をするにあたって辿った道のりです。

今はコロナの影響で未経験者の採用が本当に厳しく、挫折しそうな気持ちはとても理解できます。

それでも諦めなければ、きっと希望の就職先に辿り着けます。

このブログが少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!

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